桑の葉茶ができるまで~京丹後での栽培から生産までを公開~

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いつも四六時中飲んでいます!と言ってもいいくらいのお気に入りの桑の葉茶ですが、どれくらいの期間でどんな風に育てられているのか?という事を知らない事に気がつき、知りたくなったので、桑の葉を育てていらっしゃる農園に取材に出かけてきました

桑の種類と育て方!

お話を聞かせてくださったのは農場長さん。桑の品種も約1500種類あると言われていますが、こちらの農園で育てられているのは、イチノセ、ミナミサカリ、ハヤテサカリ、の三種類。丹後地方は雪国ですから、どの品種も雪害、風害に強いとのことです。風土に適した品種というのも大切です。桑の木から、桑の葉が収穫できるようになるまでに、3~4年かかるそうですが、先ずは、挿し木をするところからがスタートです。2月に成木の枝を切り、ナイロンに入れて密封し冷蔵庫で3月末くらいまで保存、これは、挿し木をする時期を待つための様です。気温は低く地温が高くなる時期が挿し木をするのに適した時期らしく丹後では、3月末~4月に挿し木をして、挿し木をした後は水を切らさないことが大切だという事です。水やりの頻度は、その年の気候にも左右されるとのこと、

「うちでは、挿し木をして一年はそのまま置きます。一年後の6月末くらいに畑に移植をします」

とおっしゃっていました。

 

収穫と関係者のぬくもり!

成木(60㎝くらい)になった桑の木から葉を摘み取る収穫時期は、年に2回6月末~7月初旬にかけて第一回目、8月20頃~10月10日頃までが第二回目で、第二回目の収穫時期が10月10日頃までというのは、桑葉特有の成分DNJ(デオキシノジリマイシン)が葉から木に落ちてしまうためにこの時期を持って収穫を終えるとのことです。

その後、雪が降るまでに剪定し、「12月~2月には、牡蠣の殻をつぶして畑にまいて土壌のカルシウム補給をします。」と、これは、桑の木は葉にカルシウムをため込む性質があるためカルシウムを毎年補給する必要があるようです。肥料となるものも産地(国産)や自然のものを吟味して使っているとのことで、「畑にまく鶏糞も近くの養鶏場から譲ってもらっています。」とおっしゃっていました。

そして、こんなことも、「とにかく、使うものは全てを吟味しています。それから自由に育てる事、(自然農法)それに、畑での放射能検査も数値はゼロでした。」と・・・・農場長にお目にかかり、色々なお話を聞かせていただく中で、温かい心を持つ、いい人達に育てられた京丹後産100%の桑の葉茶に魅力を感じたわけがわかった気がしました

桑の葉を一日に収穫できる量も約250㎏、その内、余計な物を(茎や枯葉など)を除いて桑の葉茶としてパッケージできる量が50㎏、とすると一日に500袋しかできないのです。機械でおおよそのことができてしまう現代ですが、しっかり人のぬくもりを感じられるところを実感して、より一層ファンになりました。美味しいはずですね。今度は、桑の葉摘みを体験させていただく予定です。久しぶりに農作業用のつなぎを引っ張り出してみようかと・・・・楽しみです。

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石井まゆみプロフィール

桑の葉ダイエッター 石井まゆみ
フラワーデザイナー/カラーセラピスト
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