桑の葉とは

英語ではMulberry leaf(マルベリー・リーフ)と呼びますが、クワ科の樹木で約1400~1500種あると言われています。桑葉が収穫されるのは6月~11月。蚕が唯一食す葉としても有名です。

桑の葉には、多くの栄養素が含まれていて、中でもカルシウムの含有量が高いと言われていますが、それは桑の木が葉にカルシウムをため込む特性があるからだと聞いています。もっとも古い生薬の一つであるとされていて、捨てるところがない事も桑の木の素晴らしいところです。

根、葉、実、全てを何かで有用でき、木材としてもつかわれているようです。特に葉の利用については、お茶として飲用されていることが多く、健康補助食品の一つとして、野菜を食べるのと同じように桑の葉茶の人気が高まってきているようです。

また、桑の葉の事が記されたものをたどってみたら、栄西禅師(建仁寺 開祖)の著書(喫茶養生記)によって桑の葉の効用が伝えられ、健康を保つための生薬として親しまれていたとことが詳しくつづられています。

自身の幼いころの記憶をたどってみても地図記号の中に桑畑の記号があったことを思い出します。私たちの生活と密接なかかわりがあったことは確かです。長寿である桑の木の生命力の強さとエネルギー、栄養素が豊富にふくまれていることからも現代を生き抜くために私たちの健康を保つ手助けをしてくれる力があることが証明されることを期待するばかりです。

桑の葉の効能

血糖値調整DNJ

桑の葉特有の成分DNJ(デオキシノジリマイシン)が血糖値の上昇を抑える働きをするとことが研究の結果確認されています。桑の葉茶を食前に飲むことにより、食物より先に消化酵素と出会ったDNJが多くのブドウ糖を作る作用を阻害し、つまり、血中にブドウ糖をたくさん送り出さないようにしてくれるわけです。血中糖度(血液中のブドウ糖の濃度)が濃くならないことが大切です。他にも、多くの栄養素が含まれていることも確認されています。

歯と骨の健康カルシウム

カルシウムは骨や歯を丈夫にするばかりではなく、イライラや不眠を防止し、血行を促進する働きがあります。

活性酸素減少βカロテン

βカロテンはビタミンAに変わるばかりではなく、抗酸化作用があり、老化の原因と言われている細胞内の活性酸素を減らしてくれます。

お腹スッキリ食物繊維

水溶性食物繊維は腸内環境を整えます。不溶性食物繊維は水を吸収して膨れ、腸を刺激して便の排泄を活発にします。

からだ活発鉄分

体内でつくられない鉄分は、不足するとヘモグロビンが作られないため貧血を起こしやすくなり、体の働きがにぶり疲れやすくなります。

サラサラ血ポリフェノール

桑葉ポリフェノールには、コレステロール代謝異常の進行抑制効果が確認されており、いわゆるサラサラ血になることが期待できます。

他にも、タンパク質、葉緑素、カリウム、ビタミンCなどが豊富です。

石井まゆみプロフィール

桑の葉ダイエッター 石井まゆみ
フラワーデザイナー/カラーセラピスト
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